先だっても学芸会を終えた土曜の午後にカルビが大好きという孫をはじめ娘夫婦から、中央線のとある駅前にある老舗の焼肉店に招待され、家内とともに楽しい美味しい時間を過ごしてきました。
焼肉といえば本場韓国で今夜各国から選手のみならず政界トップメンバーが数多く参加して、冬季オリンピックの開会式が行われます。特に、ここに来て世界の耳目を一手に集めているならず者国家
北朝鮮の事実上のナンバー2と目される
金正恩氏の実妹である
金与正氏が急きょ訪韓するなど慌ただしい動きは、オリンピック後の動向が一体どうなるのか皆目見当がつかないほどのスピードを感じさせるに十分です。
硬い話になりました。
閑話休題。焼肉に話をもどしましょう。
きのうもある私鉄系スーパーの食品売り場で物色してきたところですが、日本人も韓国の人に負けず劣らず焼肉が好きと見えて焼肉用と銘打った国産・アメリカ産の牛肉パックが並んでいました。私が買ったのは目当てにしていた、価よりも20%程度の値引き価格で販売されていたアメリカ産豚肉でしたが、そんな私とてかっては焼肉大好き人間でした。しかし、社会人1年生のころ焼肉屋に行けるのは精々ひと月に一回程度、しかもかっての韓国焼肉店特有の、あのしつこい油煙と衣服にこびりついた臭いには相当無頓着な一人でも当分のあいだ、焼肉屋に行こうという気分にさせないほどのものでした。
ところが、どうでしょう?
最近の焼肉屋さんでは、かっての風景は見られません。
焼肉屋さん特有のあの煙は、立ち上る前にグリル横のファンで吸い取られてしまってほとんど気にならない程度。まったく様変わりでした。まさに驚愕です。
また、わざわざ外に行くまでもなく家庭でもロースやハラミなど多彩な焼肉を楽しみたいという向きは少なくないでしょうが、そんな貴方にこのところ朗報が相次いでいます。
焼肉グリルイワタニやきまる 2016年夏の発売当初、特許申請中という斬新な構造で
煙が出ない(スモークレス)のセールストークを実現したイワタニのカセット式焼肉グリル
やきまるですが、販売開始早々から
営業サンプルが確保できないほどの人気商品となりました。
やきまるの最大の特長「煙が出ない」理由は、取扱説明書をダウンロードして調べた結果、主としてその構造にありました。詳しく知りたいという方は
こちらの記事をご覧いいただきたいと思います。
やきまるの人気は、煙が出にくいという特徴に加えて、カセット式なので
- ガスを熱源にしながらもホースや電源コードが不要なのでどこにでも移動できる
- 実売価格約5000円を実現した開発コンセプト
などの重要な側面も無視できないように思います。まさにカセットガス関連メーカーイワタニの面目躍如おいっても過言ではないヒット商品になりました。
そんな人気の「煙が出ない焼肉グリル」に、昨年暮新しい商品が仲間入りしたのです。
ました
それが左の写真の
エスキュービズム吸煙グリルです。この商品の構造や仕様についての詳しい内容は販売元
エスキュービズムの
製品紹介サイトでご覧いただけます。
新製品情報としてリリースされた当初では詳しい内容は公開されていませんでしたが、最近になって少しずつその
吸煙グリルとしての構造や特徴が明らかになってきました。
細かい話は省略しますが、つぶさに観察したところに抱いた感想は以下の通りです。
- 肉を焼く過程で食材から出る脂をバイパスする構造を採用
- 直接食材の肉に火があたらない構造を採用
- グリル長手方向の油煙吸引に適したシロッコファンを初めて採用
などが挙げられます。
おそらく「油煙が「出にくい」という焼肉調理器具に最も求められる訴求点はクリアしているものと思われる商品
ではありますが、約2万円とされる販売価格はちょっと疑問符が付きます。
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