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萩生田光一の衆院議長更迭発言 まさにいつか来た道まっしぐら

 こんな発言をしたのが元内閣官房副長官兼内閣人事局長という政府の要職にあった人物というのですから呆れてしまいます。
 今話題の魔の3回生議員など、経験の浅い議員ならともかく、安倍ちゃんの代弁者とも目される側近中の側近が、こんなことを言うとは首相の意向と無関係であるはずもありません。これも、改憲・安保法制など重大なテーマについても、何ら自身の言葉で発言することもないまま、ただ唯々諾々と時の権力者・首相のご機嫌を窺うだけの自民党政治、そのひとつの表れなのでしょう。 

 それにしても、戦後憲法の持つ意味やその精神もろくに理解していない人物が内閣人事局のトップとして上級官僚の人事権を握ったりしているというのですから、何をかいわんやです。森友問題についても役人の口から官邸に都合の悪い情報は一切出て来ませんでしたが道理というものです。

 私は不明にして萩生田光一とかいうこの自由民主党所属の議員・人物の何たるかにつての知見は全くなかったのですが、ちょっと調べたら、あの悪名高い加計学園関連の千葉科学大学で客員教授を務めたこともあるようです。
 1963年8月31日生まれの年齢 55歳、明大商学部卒で東京町田・八王子地域を政治基盤とする政治家なんだそうですが、世に言うFランクの大学で何を教えていたのでしょうね。
もっとも専ら官邸の広報担当としてテレビでお馴染みの田崎氏も高千穂大学の客員教授でありながら授業は一切受け持っていないとか。客員教授という肩書きは融通製の高い肩書きのようです。
 これといって専門性のない政治家が時の権力者に取り入ることは珍しくありませんが、この発言は酷すぎます。三権分立の意味を理解していない暴言です。こんな発言がまかり通ってしまう現在、まさにいつか来た道に戻っています。




 
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