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中国を盲動するウーマン村本発言、大丈夫か政治家の歴史認識は

 

 吉本興業東京本社に所属しているという何でもウーマンラッシュアワーとかいうお笑いコンビの一人とされている村本大輔氏の、某テレビ番組における尖閣諸島に関する発言が物議を醸しています。

 彼の発言の背景には、尖閣諸島は日本が中国から奪ったものという誤った認識があるらしく、万一尖閣を巡って日本と中国との間で紛争が発生したら、「(尖閣はもともと日本が中国から)奪ったんだから無抵抗で明け渡せばいい」的な発言を行ったようです。因みにこの人の年齢を調べて見ますと、wikipediaによれば1980年11月25日生まれの(37歳)ということですから、三児を持つ40を超えたわたしの娘と同じような、ごく普通に団塊次世代として教育を受けた人物と推察しますが、その歴史認識に関する発言、正直言って府にストンとは落ちません。
 

 このはなし見過ごせないのは日本という独立国家が依拠している領土主権と歴史認識に関わる重要な問題だからです。

 たとえ今話題の国営NHKの朝ドラマが取り上げているお笑い興業大手よしもと興業お抱えのお笑い芸人の戯言とあっても、到底笑って済ますことはできません。最低限の歴史認識を共有するための義務教育を受けることは日本国民としての義務であり同時に責任でもあります。不幸にして村本大輔氏がたまたま居眠りなどの理由で、尖閣問題のようなデリケートな話題について自信を持って吐露できるだけの定見を持ち合わせていないのなら、テレビメディアのような公共の場で、このようないい加減な発言は慎むべきです。


 自民党トップにも暴言・放言王とも揶揄される副総裁がいますが、今回問題視されている村本大輔氏の場合に問題なのは、不当に尖閣諸島の領有権を主張している中国に利を与えるからに他なりません。いままさに米国では、昨2016年の大統領選で劣勢だったトランプ陣営で、候補者トランプ氏の長男や娘婿が主役だったとされるロシア疑惑で大揺れですが、村本大輔氏が認識しているか否かは別として、こうした行為は明確な利敵行為であり、かっての戦時体制下なら国家反逆罪にも相当する重罪行為であることを認識すべきです。
 
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