ガスレンジに付属しているグリルを最大限に利用できて、かつ別売のフタをを使えばサンマを焼いても煙も出ません。しかもアルミホイルを敷けば後の掃除もカンタンというグリルにそのまま収まる専用パン。これをを購入したのが、ちょうど1年前のいまごろ。揚げ物以外の肉や魚を材料とするさまざまな調理に利用してきましたが、使ううえでいくつかのポイントがあることもだんだんわかってきました。
価格は販売元によってマチマチですが、たいていは1500円前後で販売されているようでかなり高い鋳造品やアルミ成型品もあるなかで値段の割には使い勝手がいいいようです。今日は、この商品の私流の使い方を紹介します。
あまり、関係さりませんが、この商品を製造しているのは故郷の新潟県は三条市にある
パール金属という板金加工メーカーです。三条は金属加工の街として有名で、かってはノコギリなどの大工道具が中心だったのですが、いまでもストーブや各種調理器具などほとんどの生活用品を生産しているようです。
ちなみに、わが家でいまでも愛用している世界的にも名の通ったステンレス製の包丁もこの地域から生まれました。
グリルパンを使うときのポイント その1
左の写真のような一般的なレンジ用のクッキングシートを使うと、魚を焼いてもくっつかず上手にできあがります。メーカーはサンマなど焼き魚調理には「底に油を敷いてから」と書いてありますが、このクックパーを敷いてその上にサンマなどの食材を載せて焼けばくっつくことなくひっくり返せます。
波状に加工された底面には食材などから出る油がこびりついたりもしますが、クックパーを使えばそれも防げます。使い捨てなので少々もったいない気もしますが、洗剤やお湯でせっせと洗うのも結構な消費ですので却って環境負荷も軽いはずと割り切っています。
なお、アルミホイールでも肉類やアジやサンマなど表皮が柔らかい魚以外の素材調理には問題ありませんが、サンマを焼くのには向いていません。どうしても皮がくっついてうまく行かないようです。
サンマ好きの私は、フライパン式の鉄製焼き器をもっぱら使っていた時期もありますが、煙があなり出ない分だけグリルパンに軍配が上がるようです。グリルパンでも煙の発生は避けれませんが専用のフタをして「蒸し焼き」状態で10分ほど焼き、最後にフタを取って焼き目を付けるようにすればほとんど煙は気になりません。
グリルパンを使うときのポイント その2
グリルは両面加熱式がオススメです。これはレンジの構造によりますので自由な選択はできませんが、片面加熱の場合は、面倒でも食材をひっくり返す手間を惜しまないこよも必要のようです。さいわいわが家のものは両面なので、ほとんどその必要はありません。
グリルパン調理の優位性
フライパンのような片面加熱の調理器具に比べると、密閉空間で加熱するグリルパンの方が加熱時間が少なくて済む感覚があります。
言ってみれば、グリルパンはグリルを汚れから守ってくれるシールドのような役割を果しているように思えます。これを焼きサンマに例えるなら、七輪でサンマを焼くのではなくアルミに包んで焼くようなイメージです。好き嫌いにもよりますが、ジュージューと焼くのが好みの方にはグリルパンでサンマを焼くのはおススメでないかも知れません。
しかし、魚以外の肉類と玉ねぎやピーマンの野菜にキノコなど季節の食材をふんだんに使った焼き料理には素材から滲みでる油分だけで十部調理できますから、油を引く必要もなく本当に手軽で面倒臭がり屋の私は至極重宝して使っています。
コメント 0