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森進一紅白'15おふくろさん 師川内康範氏への義は?

 歌手森進一は、番組の企画自体がいかにも時代錯誤的でしかたないながら、いまだに芸能界で一定のステータスを有しているとされるNHK「紅白歌合戦」で、彼の歌の道における師ともいうべき作詞家故川内康範氏の手になる因縁の名曲「おふくろさん」を歌うそうです。

おふくろさんよ 語り継ぎたい日本人のこころ



 この歌詞について、晩年の川内康範氏と森進一との間には問題があったと言われています。
 一時期ワイドショーでも話題になっていましたから、知らない人はいないでしょうが歌詞の冒頭あるいは中途に、川内氏に断りがないまま新たな文言が追加され、そのままメディアで公開されたようです。
 この件で「この歌はもう(森に)歌わせない。顔も見たくない。」と川内氏が憤っていた場面の録画を繰り返し見た記憶があります。

 「紅白歌合戦」が 「日本」という言葉を冠するNHKの番組であることもさりながら、恩師との諍いも解けぬまま、いかに弁護士とはいえ故人の子息との合意を根拠に同曲を歌うのだとしたら、何の利害関係もない第三者の目にもどうもしっくりしません。

 川内氏、意外にもこんな曲にも携わっておられました。

月光仮面〔完全版〕―正義の章―【上】 (マンガショップシリーズ 324)



 まさか、この曲を紅白で歌うわけにも行かないでしょうが、森には他にヒット曲がないわけでもなし、どうしてこの曲にそこまで拘泥するのでしょうか。
 しかも、NHKまでもがコミットしているように見えてなりません。
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