10月も終わる頃、恒例の地域防災訓練が実施されました。
私たちのマンション管理組合では、単身で生活している要介護者に対して非常時は組合役員が避難などのお世話をすることにしている関係で、理事長を預かっている私も参加したのですが、そこでカセットガスが使える非常用発電機が実際に動作する様子を見学する機会に恵まれました。
所管する市の防災担当者によると、こんなイメージのカセットガスが使える非常用発電機が、マンションに隣接する市立中学校の防災備品置き場に保管されているとのことでした。
管理組合の理事会でも、非常用発電機の導入を検討したこがありましたが、知識不足もあってカセットコンロ用の燃料で賄えるものがあることは知りませんでした。
ガソリンや軽油を燃料とする非常用発電機があることは前から知っていましたが、それらは危険物だったりして保存性に難があり、導入に踏み切れないでいました。
しかし、このタイプなら有資格者でなくても扱えるうえ、市販のカセットガス1本で連続1時間以上運転できるので問題ありませんし、燃料・発電機本体とも保管上の問題もなさそうです。
このタイプの発電機の欠点は定格出力が比較的小さいことです。:AC100V-の場合最大でも1kVA以下、DC出力が得られるタイプでも最大6A(12Vバッテリー充電専用)程度です。
この程度の電力では共用設備用補助電源としては全然足りませんが、携帯電話の充電など最低限のニーズは十分満たしてくれそうです。
価格も10万円以下の商品もあるようですから、導入に向けて検討したいと思っていますが個人宅用としても万一のために備えておくだけの価値がありそうです。
2015-12-19 16:58
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:地域
コメント 0