安倍首相の国会での言動や答弁における言葉遣いは、およそ彼の出自にふさわしいとは思えず情けなくなりますが、それに拍手すら送る与党議員にも情けなくなります。
安保法制を巡る国会論議が連日続いていて、いまもネットラジオの国会中継を聴いていますが、度重なる大人げない首相の答弁に呆れて、思わず筆をとりたくなりました。
首相自身は「丁寧に、詳しく説明している」といいますが、実際の答弁は質問されてもいないことに言及して多くの時間を割き、同じ単語を繰り返し使いながら肝心の回答はあってもごく一部だけのことがやたらに目につきます。
以前からこの人の国会での答弁には気になっていました。
調子に乗ってくるといきなり早口でまくし立てたり、ときには相手を詰るような対応は、およそ一国の首相のそれではありません。
原因は、この人特有の性格にあるんだろうなと思っていましたが、首相となれば話は別です。
テレビの向こうには日本人しかいないと思っているかも知れませんが、どっこい首相がいざというときに頼みとする彼の同盟国のエージェントはもちろん、諸外国のメディアも固唾を呑んで耳を澄まして聞いていることを忘れてはいけません。
異なる意見を持つ議員であっても、小馬鹿にしたり嘲るような言葉遣いは厳に慎む程度の心得もないように見えるのは、彼の出自からは信じらず、国民として悲しくさえなります。
かって、企業の最高意思決定会議に参加した経験もありますが、いまの国会論議の質の低さは経験した論議の場のどれにも劣ります。
2015-05-28 13:43
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