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銀杏かぶれ 皮膚科でステロイド剤処方されました

 情けない話ですが、生まれて初めて銀杏にかぶれまてしまいました。
 春休み中の小学3年になる孫を、テレビから引き離す意味もかねての散歩中に出合った銀杏を拾ってきたのですが、この銀杏の表皮に触れたときにかぶれたようです。
 私自身初めての経験ですが、たかが銀杏とはいえ、場合によってはかなり重篤な症状を招くこともあるといいますから、あの独特の匂いのする表皮には触れてはいけないのだということを学びました。

 今週はじめ、洗面中の鏡で目の周りがどことなく赤いのに気付きました。
 妻に促されながら日曜の夕方二歳になる孫娘を連れて近くの公園でブランコ遊びなどをしたことから、「日にでも焼けたのか?」程度に考えていましたが、症状は日を追ってよくなるどころかむしろ逆のように見えます。

 毎週木曜、妻は「お茶の稽古」で帰りが遅いので、代わって私が娘の家で彼女が帰宅するまで二人の孫の世話をします。
 いつもよりは早い夕食を食べさせた後、たまには親が帰る前に入浴させようとふと浴室の顔を見てびっくり、自分の目にも平常のそれではないことに気づきました。
 決算月ということもあって連日帰りの遅い娘が、珍しく早く帰宅して開口一番「どうしたの!」
 これには、さすがに少々気になりここ数日の生活を思い返しながら日焼け以外の原因を探索していたところ、やっぱり思いつくことがありました。

 都内でも最も早い時期に建設された旧日本住宅公団団地の建替えが進行しているあたりに銀杏の木が何本か残っています。
 その傍らで見つけたヨモギの芽を金網越しに手を伸ばして摘む妻と孫を尻目に、わたしは生来の貧乏性のゆえに歩道に落ちていた無数の銀杏に感動し、ジャージーのポケッに入れて持ち帰ったあと袋移してバルコニーに放置しておきました。
 それを焼いて食べたのは、つい最近のことです。
 外側の皮が残っている銀杏は、たまたま手許にあったゴム引きの軍手を使ってむいたのですが、この程度では効果がなかったということでしょう。

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 今朝も孫娘を保育園に送って帰宅し、いつものようにBSのMLB中継でヤンキーズ田中の奮闘ぶりを確認したあと、パソコンに向いながら銀杏に触れたことを思い出し「銀杏」「かゆみ」のキー-ワードでネットで検索したところ、出るわ出るわ驚くほどたくさんの記事があるではありませんか。
 イヤー、ビックリ。
 「えッ、銀杏ってウルシみたいにかぶれるの!」
 驚愕の事実です。
 
 時すでに昼近く、一度も使ったことのない国保の保険証を探し出し、さっそくネットで市内の皮膚科医院を検索し自転車を駆って行きますが、(お年寄りばかりで)なかなか盛況だったり、遅い午後の診療時間だったりで一旦はあきらめて帰宅したものの、午後出直すのも面倒と再検索した結果、幸いにも徒歩5分ほどの位置にある皮膚科医院を発見(?)し、昼の12時前に訪ねて滑り込みセーフとなりました。

 「銀杏かぶれ」を告げると40代に見える女性医師が、わたしの目の周りが赤くなった症状を確認したあとで放った言葉は、パソコン画面に目をやりながら、「ステロイド剤主体で治療しましょう」でした。

 安倍首相も罹患しているという「潰瘍性大腸炎」を患ったことのある妻から、かねて「ステロイド剤」の恐ろしさは聴いていましたから、そのことを忌憚なく医師に伝え3日分だけ処方してもらいました。
 ステロイド剤の他に、ステロイド剤による胃の荒れを防ぐための「胃薬」、「かゆみ止め」用内服薬、それと外用薬の「軟膏」ですがこちらもステロイド剤でした。
 鼻づまり解消のための点鼻薬くらいしか関わりがなかった私にとってのステロイド剤ですが、つまらないことからおつきあいする羽目になりました。
 かくなるうえは、覚悟を決め目の周りの濃い陰りが、はやく改善されることを願うばかりです。

 「いい年をして、道端の銀杏など拾って」と呆れ顔の妻の声を背中に聞きながら、終日反省していますが銀杏に触れたのは決してこれが初めてではありません。
 それだけ、免疫力が低下したことの証左なのでしょう、甘んじて受け入れるほかはなさそうです。
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Kelpeme

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by Kelpeme (2020-01-17 02:42) 

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