サントリーが冬季限定で売りだす第三のビール
くちどけの冬小麦は、
熱負荷が低いインフュージョン法で製造されていて柔らかい口当たりを実現しているのだそうです。
ビールだけでなくアルコール類は飲むのは至って簡単ですが、その製造方法となると難しい専門用語が次から次へと飛び出してきます。
出身大学に醗酵関係の学科があった理由がわかるというものです。
さて,このインフュージョン法ですが
霧島高原ビールのサイトに,この方法の説明がありました。
澱粉を糖に変える糖化法のひとつがインフュージョン法のようです。
それによれば、麦芽を水に溶かして68度の温度に数時間保てば麦芽糖になるのだそうです。
それに対して、 水に溶かした麦芽をいくつかに分けて何回も煮沸しながら徐々に麦芽糖を作る方法をデコクション法というそうですが、確かにこちらの方法は熱負荷が高そうです。
ただ、この方法になるビールはコクがあるということですからドイツやベルギー、それと国内の地ビールなどはこちらの製法で作られているようですが、その微妙なノウハウは各メーカーに蓄積されているようすが垣間見えます。
こう見てきますと、インフュージョン法で作られた第三のビール
くちどけの冬小麦が、口当たりの柔らかさをキャッチトークにしている理由が何となく理解できます。
それから、アメリカのビールもあっさりしているのが多いのも多分この理由のように思えてきました。
2013-10-18 07:06
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