ファミレスの日替わりメニューかと見まがうほど、脱線・レール補修放置・ATS装置損壊などなど日々新たな問題が露見するJR北海道には、もはや呆れてものが言えないほどです。
いましがた報じられるところによりますと、ATSなどの非常ブレーキシステムさえもが作動しない路線があったとか。
これら一連の報道内容は、
安全とか
安心をキーワードとする公共の大量輸送に関わる企業にとって、あってはならないことばかりです。
確かテレビの画面で、社長室の壁にあった「安全輸送」とかその類のスローガンが収められた額を見た記憶雅ありますが、これが掛け声だけだったことを国民は痛いほど学びました。
ことの発端となったレール異常放置問題など、まさに序の口だったようです。
しかも、企業再建のために管理職の派遣をJR東日本に要請したとか報じられるに至っては、失礼な表現は承知しながらも、「更生不可能な企業」というよりありません。
ただ、日本政府が100%の株を保有する企業とはいえ、鉄道運営会社には安全確保のための高度なノウ・ハウが求められますから、人事権だけを握っている政府の自由にさせてはならないと思います。
だからこそ、安全輸送の肝をよく知っているJR各社の子会社にして、JR北海道を再生するしか残された道はない、と私は思います。
それともう一つ、背景で指摘されているJR北海道を取り巻く労働組合の存在です。
2013-10-08 20:04
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