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旧古河庭園で秋のバラフェスティバル10月12日から開催


 東京都北区にある旧古河庭園では、秋バラが見ごろの季節に合わせ秋のバラフェスティバルが開催されます。
 2013年の開催日時は、10月12日から27日の9時~17時です。

 このイベントは今年で10回目を迎えます。
 園内では約90種、180株ものバラを鑑賞できるほか、秋バラの音楽会・バラのオブジェの展示なども楽しめます。
 入園料は一般150円、65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料となっています。

 バラを眺めながらの音楽会は、洋館横の芝生広場で行われます。
 プログラムは、10月19日が弦楽四重奏、26日がハープと歌唱・ピアノ・ヴァイオリンとなっています。
 こちらは、両日ともに12時と15時に開催され、各回約30分の演奏となっています。

 庭園南側の木立の陰から撮影しました。
 バラ園は、この写真中央の階段を上ったところにあります。

SN3C00660001.jpg

 旧古河庭園は、洋館と洋風庭園さらに日本庭園を備えているのが特徴で、伊藤博文内閣の外務大臣を務めた陸奥宗光の邸宅として作られました。
 設計者したのは、三島由紀夫の戯曲で有名な鹿鳴館や、旧岩崎邸などを手掛けたことで知られる英国人ジョサイア・コンドルです。
 東京駅丸の内口や日銀本店を設計した辰野金吾も、ジョサイア・コンドルに学んでいます。

 邸内では和室をはじめ浴室やバスルームなど、随所に和洋折衷の建築美を観ることができます。
 また、材料の一部は英国から取り寄せたものであったり、一部の職人さんは英国から派遣されたという逸話も残っているなど、歴史のひとコマとして邸内の見学も見逃せないスポットです。

 昨年初めて訪ねたとき、すでにバラは最盛期を過ぎていましたが、まだまだそれを慈しむ人の流れは切れず、大都会東京の真ん中にいることを暫し忘れさせてくれ、小鳥の声だけの静寂に包まれた広い庭園と、貴重な建築物を堪能することができました。

 なお、邸内では無料ガイドサービスもあります。
 この秋、お薦めの散歩コースです。
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