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開花促進剤 農園以外に散布しても大丈夫?

首題に関連して、静岡新聞の記事を、原文のまま以下引用する。

 薬剤は国が11年9月に立ち木への使用を許可した「シアナミド液剤」。県農林技術研究所伊豆農業研究センターが09年春以降、町役場裏の枝や南伊豆町の河津ザクラを使って実験し、許可取得につなげた。
 昨春は、駅前の樹齢約25年の3本。今春、町は祭り駐車場予定地の町有地の並木など計12本に拡大し、同センター職員が散布した。「昨春から異論は寄せられている。苦渋の決断だった」と同課担当者。同センター幹部は「薬剤の効能の継続調査はするが、散布するか否かの判断は町にしてもらった」とする。

引用ここまで。

 こうやって、経緯を見てみるに駅前の3本も町有地に植えられていたのかとの詮索はともかく、本来農場で農薬として管理されるべき薬剤を、あたかも大衆の目には栄養剤やサプリメントのようなイメージで見られるまま、公共の場所に散布してもいいのだろうか? という疑問は依然として払拭されない。また、犬や猫などの小動物対策は十分だったのかという疑問も残る。

 静岡新聞の報道によると、町当局の依頼に基づいて県農林技術研究所伊豆農業研究センターが散布したようだが、09年から実験を重ねていたというのだから構想は単なる思い付きではない。

 「開花促進剤は騙し?」という声に、専門家の中には、「お正月にイチゴ狩りをやらせている農家は観光客をだましているのでしょうか(笑)。農薬を使った農業や促成栽培が大いに行われているご時世に何を言っているんだか」とするのもありますが、それとこれを一緒にするのは果たしてどんなものか。現にこの声の持ち主も、「桜に農薬を使うことの是非は観光地の自治体が副作用まで考慮して判断し、将来起こる結果すべてを受け入れるべきだ」とも言い切っている。明言こそしていないが、副作用があることは専門家の間では衆知のことなのだろう。

 桜への開花促進剤としてのシアナミド液剤散布には疑問が残る。
 京都が気に入ってて、このところ毎年花見に行っているが京都の桜も開花促進剤なんて無粋なものを使っているんだろうか? 

開花促進剤と花さかじいさんの違いに続く

 


 
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