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告発選手名公開でゆれる女子柔道問題 マジメに考えれば分かること

告発選手名を公開すべきかで女子柔道問題が別の話題になっていますが、企業の内部告発で告発者の名前を公開しますか?
 マジメに考えれば分かることです。
 この話題は柔道界内部というよりは、一般世間で取りざたされているようです。

 オリンパス社の内部告発問題を契機に、多くの企業で内部告発制度が取り入れられました。

 そこではホットラインの設置や通報者保護など、内部告発がしやすい環境の醸成がうたわれています。

 こんどの女子柔道界における諸問題も、内部告発のおかげでひのもとに晒されることになりました。

 スケート選手であった橋本という国会議員も公開すべきとの意見と伝えられていますが、背景が透けて見えてかえってスッキリします。

 こうした実態が柔道界だけであるはずもないことは誰でも想像できることですが、放っておいたらどう変わっていくのか関係者に任せて高見の見物を決め込みたいものです。

 柔道界には、果たして自浄作用なる余力があるのでしょうか。
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