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火器管制レーダー 照射 何を考えてかロックオンという火遊び

中国海軍艦艇が護衛艦ゆうだちに火器管制レーダー 照射、これは照準を定めて「打つぞ」という行動です。
 大変なニュースが飛び込んできたものです。
 ロックオンというのは、戦闘機同士なら相手機にミサイルの照準を当て回避行動をとっても自動的に追尾する段階に入ったことを意味しています。
 ロックオンは攻撃行動開始の意思表示であり、もはや単なる脅しの段階ではありません。

 幸いというか、これが中国政府中枢の指示によるものでないらしいことが、6日の中国外務省報道官の記者会見で明らかになりました。
 しかし、もしそうだとしたら中国海軍は中国政府の管理下にないことの証左でもあります。

 この国は、いったい何を考えているんでしょうね。

 深刻な大気汚染で近隣諸国に散々な迷惑をかけておきながら、一方でこういう暴挙に出るとはまったく理解に苦しみます。

 急速な発展とメディアは持ち上げますが、それは14億ともされる国民全体の数字。日本の10倍以上の人口を抱えているんですから、日本を越えて当たりまえです。
 しかし、大気汚染だけでなく蟻族や人権問題等々、国内の実情を知っているヒトの目からすると、どこかの国と同じでどこにそんな余裕があるのかと、訝しく思います。

 それにしても、防衛長官がロックオンの報告を受けたのが6日後であったという事実はどう考えればいいでしょうか。
 ロックオン時ゆうだちの艦内では警報が鳴って回避行動をとったはずですが、自衛隊の通報体制に大きな問題を残しました。

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