忘年会が終わったかと思うと新年会、1年のうちで最もお酒と向き合う機会の多いこの季節。現役時代、二日酔いで苦しい思いを何度味わったことでしょう。いろいろなドリンクが効用を謳っていますが、経験からしますと、事前・事後どっちでも、二日酔いの防止・症状改善のための即効性のある特効薬や食品にお目にかかったことはありません。医学的にも、確立した理論はいまのところ見当たらないようです。
お酒の飲めない方は二日酔いなど無縁でしょうが、いくらお酒が好きなヒトでもこれほど気分の悪いものはありません。そうはいいながら、今日こそ飲むまいと思うのは朝だけで、夕方になればいつもの通りです。
その程度ですから、元気なヒトは一日仕事をしてカラダを動かせば二日酔いからも解放されますが、そうでない人にとっては深刻です。
いまや故人となった上司の口癖は、「(俺の知っている料亭の)仲居さんいわく、二日酔いの朝はせっせと雑巾掛け」でした。いまふうに言えば、シャワーを浴びたり汗をかいたりして体温をあげて代謝を活発にすることだったのかなと懐かしく思いだされます。
その他、二日酔いに効果があるとすれば、濃いショウガ湯だとかウコンを飲む方法ですが、即効的な効果は期待できません。
予防法としては、お酒を飲む前に胃を空っぽにしておかないことでしょうね。だだ、本当にお酒が好きな人は、決してこのような事前の対策はしないでしょう。わたしだけの経験知ですが、腹いっぱいで飲んでもちっともおいしいのではありません。
2012-12-22 19:45
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