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Nゲージの河合商会倒産に潜むチャイナリスクのカゲ

 鉄道模型ファンでなくても知っているNゲージで有名な河合商会が、自己破産が受理され破産手続きの開始決定を受けたようです。昭和47年創業で熱心なファンの支持を得て堅実な経営を続けていましたが、リーマンショック以後急速に業績が悪化していたようです。
 そういえば、有名なプラモデルメーカーの看板だけが残っている店を、よく見かけます。やはり、趣味は真っ先に切る捨てられる運命なのでしょうか。寂しいことです。

 河合商会の場合は、それに加えて模型産業にとって生命線ともいえる金型を、バミューダ籍の中国企業バックマン社に依存していたことが止めになったと消息筋は伝えています。型という、たいせつな資産を回収ができないビジネスモデルだったんですね。

 同社だけでなく、国内の有力玩具・模型メーカーは中国まどのアジア諸国み生産拠点をシフトしてきましたが、ここにきて改めてチャイナリスクの影が浮き上がってきました。日本ブランドのユニーク企業が、こういう原因でせっかくの優秀商品を手放す羽目になること、残念に思います。

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