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NHKスペシヤル 戦艦大和の旧乗組員

 きょう8日夜放送のNHKテレビで 戦艦大和の旧乗組員の方のお話をお聞かせいただいて、改めて歴史の瞬間の重さを感じました。
私たちにとっては巨艦でしかない戦艦大和、そこから奇跡的に脱出できた2百名程度の乗組員の体験を伝えています。旧海軍幹部は、大和の死に場所を求めたことがよく理解できました。彼らには大和に乗り組んだ数千名の兵士の命は、帝国の威信をかけて建造した大和、そして似た運命を辿る武蔵の前には意を注ぐに値しなかったんでしょう。
 決してあの戦争を賛美するものではありませんが、多くの兵士を死なせた責任を負って、敗戦後奥さんとともに自決された阿南陸相は、見事というほかはありません。未熟ではありますが、学生時代に教えていただいた剣道を通して、戦での死に場所は心得ているつもりですが、部下を死に追いやり自分だけ生き延びた恥しらずで卑怯な旧軍人が、何かと問題になる靖国に合祀されていないことを、亡くなった兵隊さんに代わって祈ります。
 ちなみにですが、叔父も旧軍の憲兵として中国で任務に就き、戦後は戦犯として裁きを受けたようですが、自責のためか現役時代の話を親兄弟にも一切なかったといいます。もちろん子供のように可愛がってくれた私にも。
 さきの戦争で亡くなった多くの方に 心から合掌
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