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乾燥野菜で上手に災害用備蓄 乾燥漬物も

 乾燥野菜は水でも戻せますが、お湯ならほんの数分で利用できる貴重な保存食です。
 災害時に野菜とは少々贅沢な気もしないではありませんが、場所もとらず保管できて水さえあれば使えますから防災備蓄に適した食品のひとつと言えます。

 あの東日本大震災から5年が過ぎようとしていますが、熊本だけでなくここにきて気になる揺れが全国各地で毎日のように発生しています。
 水は自治体レベルで最低3日程度をめどに備蓄の動きが活発ですが、食材となるとそうはいきません。
 家庭でも、万一に備え少しずつ準備していきたいものです。

 この乾燥野菜は熱風乾燥・エアーズドライという技術になるものです。
 乾燥野菜の専門メーカー吉良食品のサイトによりますと、お湯で戻したときの栄養価は調理した野菜と同等程度だそうです。

 たくさんの関連商品がラインナップされているなか、この商品には、れんこん、ごぼう、にんじん、ねぎ、たまねぎ、ほうれんそう、キャベツ、大根の葉の8種類と日常でもこれだけあれば十分というほど多くの野菜が含まれています。

 この乾燥野菜の推奨保存方法は、直射日光避けるだけ。
 もちろん冷蔵庫保管は必要ありません。
 ただ、保管期間の目安は半年から1年程度ということなので、ある程度補完したら消費してまた補給するといった循環は必要のようです。

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 一方、梅干しを防災用食品として備蓄する動きも自治体レベルで始まっています。
 梅干しと聞いただけで塩分が気になるところですが、現代でも梅干しには、疲労回復、便秘解消、解熱、抗菌、防腐など、さまざまな効能があることは科学的にも立証されています。

 左の写真は凍結乾燥(フリーズ・ドライ)という手法による梅干しです。
 梅干しを乾燥することの目的は保存期間の延長ではなくて、保管・移動の容易さを実現することにあります。

 わたしも実際、この菜乾と名付けられた乾燥漬物の京都・四条大宮にある製造元森乃家さんを訪ねたことがありますが、同社では梅干し以外にも数多くの京野菜を乾燥野菜として提案しています。
 これらは必ずしも長期保存を目的として作られているわけではありませんが、非常時のための蓄えとしての役割も十分果たせそうです。




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