沖縄普天間基地の移転を巡る沖縄県知事と政府との軋轢のなかで、「粛々と」という文言が「上から目線」と映るなら「今後は使わない」と官房長官が発言したばかりですが、きょうの国会答弁で安倍首相は、松田議員の「移転決定は、地元の住民投票実施とその結果を待っては」との提案に対して、「現行法制の枠内で粛々と（移転に向けての作業を）進める」と発言しました。
これって、いったいどうなっているんですかね。
これでは官房長官の発言など、まったく意味がないことになります。
もはや、ご無理ごもっとも。
良家のお坊ちゃんの言うことに、だーれも諌めたりできなくなっているということの証左なんでしょうか。
情けない話です。
国会のような場であっても、質問されたことに対してまともに答えず、自分の考えばかりを繰り返し答弁する首相と、「殿のおっしゃること、すべてごもっとも」といわんばかりの仲良しグループで構成される内閣、正直いって辟易します。
こんな手合いを国民の代表として選んだ方々、反省してほしいですね。
NHK会長の言動にも呆れますが、この人たちは自らの言動が世界の耳目を集めていることを知っていないんでしょうね。
2015-04-08 23:24
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