SSブログ

後付オートロック でマンションの安全確保



 筆者が住むマンションは、オートロックなどという言葉がない時代の建物なので、良くも悪くもその気になればどこからでも部外者が入れる構造でした。
 しかし、繁華街に近いために急速に進んだローバル化によって一変した周辺環境やこれからの安全性確保も併せ考えた結果、大規模修繕工事の機会を捉えエントランスのオートロック化や防犯カメラ設置などの防犯対策を実施しました。

 以来、2年が経過しましたが、懸念されていた鍵の問題もまったくなく、おかげで部外者の侵入もほぼ100%シャットアウトできるようになりました。
 
 外壁更新などを当初目的とする大規模修繕のために組織した修繕委員会では、急遽追加となったオートロックシステムについて業者さんの協力もいただきながら検討した結果、各住戸のカギでエントランスや非常口が解錠できるように逆マスター方式を導入することを決めました。

 ことの始まりは、大規模工事に先立つ住民説明会で専有玄関扉を更新してほしいという強い要望があったことです。
このマンションでは、これまで一度も玄関扉に手をつけていなかったため、聞いてみると歪んで開閉がスムーズにできなかったり、隙間ができていたりとさまざまな不満がくすぶっていました。

 そして、この専有玄関扉更新工事がオートロック化のきっかけになりました。
 というのは、専有玄関の鍵とエントランスの鍵とを常時携行するのでは不便ですが、玄関ドア更新を機に共用部分の鍵と専有玄関の鍵を逆マスターで関連付けることによって、一つの鍵で専有玄関はもちろんマンション内のどの出入り口も自由に通り抜けすることができるからです。
 なお、Pasmoやsuicaなども使えるように、専有玄関ドアのシリンダー錠片側に電子錠を追加しましたが、72戸分300万円近くの費用が発生しました。 
 しかし、セキュリティ強化・利便性の向上という点でその導入効果は十分にあったと思います。

 さて、後付オートロックのポイントエントランスの自動ドア制御には、マトリックス電子社製電話インターホンXDP-810Cを導入しました。
 最大の選定理由は、専用回線を追加する必要はあるものの、インターホン導入工事が不要だったからです。
 既設マンションにインターホンを導入しようとすると、工事費はそれだけで軽く1000万円を越えます。

 こうして、MifareやFelicaなどを応用したお財布ケータイやスマホも鍵として使えるようになりましたから、事前アンケートや説明会で心配されていた鍵のにまつわる不便さは一掃され、まったくといっていいほど不満の声はあがりませんでした。

電子錠のあれやこれや


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0)  [編集]
共通テーマ:住宅

nice! 0

コメント 1

Janrooff

Can You Buy Zithromax In Stores <a href=http://apcialisle.com/#>п»їcialis</a> Viagra Non Generique <a href=http://apcialisle.com/#>Buy Cialis</a> How Long Does Cephalexin Last
by Janrooff (2020-03-17 20:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © いまを斬る!鬼平の独り言 All Rights Reserved.
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。