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阪急阪神ホテルズ 太っ腹ですが株主代表訴訟も織り込み済ですか


 阪急阪神ホテルズが、傘下のホテルなどのレストラン23店舗で、メニューと異なる食材を使っていたことを自らが告白してメディアを賑わしています。
 黙って知らんふりもできたでしょうに、よほど正直な会社のようです。
 返還想定額は約1億1千万円といいますから、これからが大変ですが阪急阪神ホテルズさんは、社会信用を重く考えた結果と思いますから、株主代表訴訟などという話に発展しないことを祈ります。

 ところで、具体的な払い戻しの方法ですが、この手の騒ぎに乗じて利用してもいないのに請求するなりすまし客は別として、実際にレストランで食べたお客さんであっても、真正な食材はずです。
 霧島ポークレッドキャビアを期待して利用した方は、少々違和感があったにしても、そのときは納得して食したのですから、何も全額払い戻すこともないようにも思います。
 仮にですが、このホテル系レストランのレシートを提示したらその全額を返却するというのでは問題があるでしょうし、払い戻しを請求する側もずいぶん厚顔だと思います。

 他のレストランとの差別化や特に訴求したい食材があったからこそ、詳細な産地表示をしたのでしょうが、下世話に言わせていただければ、このようなことは中国ならずとも、全国で日常茶飯事どこでも行われていることだと思います。

 この件について最終判断された阪急阪神ホテルズ経営陣の見識には敬意を表しますが、責任の範囲についてもう少しの考慮が欲しかったと考えます。
 公平性を欠いた結果になってはいけないと思います。


会社四季報 業界地図 2014年版
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