一般に課長や部長という肩書きを持つ人は管理職とされていて、比較的高給に待遇されていると思いますが、こうした方々の役割と責任は一体どうなっているのかと思わせるニュースが相次いでいます。
一体、どうなってしまったんでしょう?
学生アルバイトさんなどが、自分で冷蔵庫や商品ケースに入った写真を面白半分でネットに投稿するという話題が後を絶ちませんが、今度は大手出版社(と思っていますが)の秋田書店でも、ちょっと別ですが現場の管理・監督がどうなっているのか疑問に思わざるを得ない報道が伝わってきました。
一連のできごとを整理してみると、東京近郊のステーキチェーン店で起きたこともそうですが、要は正社員に比べて従業員としてのモラルもどちらかといえば高くないアルバイト諸君をコストカットのために多用した結果の弊害と断言しても間違いではないように思えます。
自身も豊田市にあるブロンコビリーのお店には何度もお世話になりました。
オールディーズのアメリカンポップスを聴きながら、きょうお会いするお客さまにどう訴求するか営業担当との打ち合わせには熱が篭ったことを覚えています。
でも、どうですか?
確かに糾弾されなければいけないのは不心得な出来事をしでかしたアルバイト諸君ですが、言い方は適切でないかも知れませんが彼らはしょせんアルバイトです。
当時の初任給より高いステレオを買いたいばかりに、アイスクリーム工場で夜10時から翌朝7時までのアルバイトを大学三年の夏経過したことがあります。
その会社の名前はいまでも諳んじることができますが、失礼ながら企業の社会的責任など言うに及ばす忠誠心などまったくありませんでした。
それは、チョコアイスの原料になるカカオの袋にネズミの赤ちゃんが入っていたりした管理不在の企業活動と無関係ではありません。
最近報道された秋田書店の例は簡単に結論が出そうにありませんが、たとえ懸賞の景品程度であったとしても、そして社会的責任のある会社側の主張を是とするにしても、顧客との大切な交渉窓口を一人の元社員の所業と断じる秋田書店側の社告には違和感を感じないではいられません。
もし仮にこの女性に非があったとしても、秋田書店は企業として読者や愛好者にコメントすべきだと思いますが、皆さんどうお考えですか。
2013-08-22 18:29
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