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そうだったのかセミ幼虫地域と呼び方

セミの一生 (科学のアルバム)
 
 夏真っ盛りです。
 夏といえば、一日中聞こえるセミの音。
 40年余の会社勤めを終えて2年目、例年になく早いセミの音を聞きながら田舎で過ごした子供時代を思い出していますが、セミの幼虫の呼び方が地域によってまったく違うことをこのサイトで知りました。

 因みに、生まれ故郷では「ワンザワンザ」と呼んでいました。

 その村をgoogle earthで見るとすっかり更地になった場所に、かってあった我が家のすぐ裏手の小高い山は、子供たちの遊び場でした。
 後に知ったことですが、この人工的にも見える小山は個人が所有する不動産でした。
 しかし、子供dすからそんなことに頓着せず、木の上2メートルほどの幹と枝が分かれるところに拾ってきた縄や板で小屋を作ったり、夏は裏手を流れる小川をせき止めて泳いだり、秋には栗の大木から落ちる実を競って拾ったり、多彩に利用させてもらいました。

 50年以上の年月を経たいまでも、木々には当時ナイフで樹皮に刻んだ名前が残っています。

 ここはセミの宝庫で、朝早く露で足を濡らしながら団栗やブナの木の下に行くと、寝ながら木から落ちたと思われるアブラゼミを手で拾ったものでした。
 短い命のセミですが、拾い上げると思い出したようにバタバタと羽を鳴らしながらジー・ジーと鳴き続けます。
 そのいまから思えば、短命を邪魔されて悔しがっているように思えます。

 でも、セミの幼虫の呼び名が、地域によってこんなに違うとはおよそ想像を超えていました。
 同時に日本文化の多様性にも、図らずも直面し感動しました。 

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