神戸で小学生だったお子さんが起こした自転車事故で、お母さんに総額約9250万円の賠償を認める判決がありました。
この賠償金額には損保会社が求めた約6000万円が含まれていますが、被害者の苦痛ももちろんですが、加害者になった側にもあまりにも重い賠償責任を背負いこむことになりました。
裁判はまだ結審したわけではなさそうですが、これまでにも自転車事故での高額賠償判決が少なくありません。
先月、自動車保険を更新したばかりですが、自転車にも自動車賠償責任保険のような制度を設けるとともに登録ナンバーで管理したらどうでしょうか。
日ごろ自転車はほとんど利用しませんが、マナー違反の自転車利用者が目につきます。
イヤホンを両耳につけながらの走行などはもとより、携帯電話をかけながらの走行や傘差し運転、どれも法律で禁止されている行為ですが、いつ事故が起きてもおかしくないケースが日常化しています。
おまけに自転車専用レーンがほとんどないため、こうしたながら運転で歩道を走行するケースも続出しています。
道交法では自転車は軽車両として扱われているのですから、防犯登録ではなく車両と運転者を特定するに足る登録制度を設けて、ナンバー管理すべきだと思います。
自転車のもう一つの特長は、神戸の事故のように小学生や中学生など責任能力の低い人たちが加害者になる可能性が高いことです。
だれも起こそうと思って起きる事故でありませんが、すべての自転車を対象に新たな制度を設ける時期にきていると思います。
また、負担増に伴って少々自転車の数が減るかもしれませんが野放しの現状は賛成できません。
この春、両耳にイヤ差し込みながら大きくカーブを曲がった若者の自転車がクルマの前面にぶつかりました。幸い怪我もなく済みましたが、こちらが悪いというような悪態をつきながら去ってしまいました。
自転車であってもルール違反で損害を与えたら賠償責任があることを自覚させることが必要だとも思います。
2013-07-05 14:38
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