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富士山遺産登録を機に外来種対策を

 富士山が世界遺産に登録されましたが、これを機に日本も外来種対策を本格的に始めるときに来ているのではないでしょうか。

 世界遺産はその名のとおり世界の財産として登録されるものですから、将来にわたって保全する義務を負います。
 しかし、外来種対策を長いこと怠ってきた日本にその資格はあるのでしょうあk。
 
 すでに世界遺産に登録されている小笠原諸島では、グリーンアノールのような本来ならそその地に存在しないはずの種が、固有のチョウやトンボなどの生態系を脅かしています。
 また、河川や池・湖沼における外来動植物の投棄による害が叫ばれて久しいですが、一向に改善の兆しはありません。
 
 小笠原諸島に棲みついたグリーンアノールは、たった2週間程度の周期で繁殖を繰り返すと言われています。

富士山の登録をきっかけに外来種への取り組みを強化してほしいと思います。

 商業ベースではそうでないかも知れませんが、アメリカという国は旅行客の動植物の持ちこみを禁じていて厳しくチェックしています。

 日本では、カメや観賞用魚類まどの持込を禁止しているという話を聞いたことはないように思います。
 すでに持ち込まれていて実害が発生している外来種への対策と同時に、外来種の持込みを厳しく制限してはどうでしょう?

 近くにある井の頭公園の池も、外来種が増えて在来種を駆逐しているため近々かいぼりをするそうです。

 子供のころ釣りに行った池も、心無い一部の行為によってブラックバスに席捲されてしまいました。

 日本にしか居ない動植物は遺産登録されているわけではありませんが、いわば自由に移動する自然そのものです。

 渓流の蛍やトンボ・チョウなど保護しなければ将来が危惧されるものは少なくありません。
 美しい日本の財産を後世に残す努力をはじめるいい機会だと思います。
 
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