おじいちゃんがおばけになったわけは、北欧デンマーク出身の作家
キム・フォップス・オーカソンによる絵本です。
そう遠からずこのじいじのようになる1人として、その理由を知りたいものです。
男の子エリックが、大好きなおじいちゃんの死を受け入れるまでを優しく描いています。
死をテーマにしながらも深刻になることなく、絵本らしいかわいらしさとユーモアがあふれています。
大好きなじいじが急病で死んでしまったエリックは、いっぱい泣きます。
ママは「じいじは天使になるの」と言います。
ところが、じいじのお葬式でパパに聞いたら、「じいじは土になるんだよ」と教えます。
天使も土も、エリックにはよくわかりません。
じいじがエリックの部屋にやってきたのは、その夜でした。じいじは、何かこの世に忘れ物があるので、おばけになったようです。
夜、おばけのじいじと会う日が続いたので、エリックは寝不足でしばらく学校を休んでいました。
夜にはじいじと「この世の忘れ物」さがしをするのですが、なかなか見つけることができません。
「めがねとか?」「入れ歯とか?」「はぶらしとか?」エリックは聞きますが、「おばけはふらふら歩き回っているだけだから、そういうものは使わんよ」とじいじは答えます。
そうしているうちに、じいじは昔の思い出をたくさん思い出します...
書籍情報
単行本: 31ページ
出版社: あすなろ書房 (2005/06)
ISBN-10: 4751522787
ISBN-13: 978-4751522783
発売日: 2005/06
おじいちゃんがおばけになったわけ
2013-06-05 17:42
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