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森友ルールでアウトは当然 処分も

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 きのう30日の選抜高校野球大阪桐蔭高校と県立岐阜商業高校戦の9回、桐蔭高校の走者が本塁で待ち構えていた岐阜商の捕手に体当たりして落球させたものの森友ルールを理由に守備妨害でアウトになった。
 その結果、大阪桐蔭の3季連続優勝は阻まれた。

 このシーン、ちょうどテレビで見ていた。
 審判の判断は、至極当然だと思う。
 もし、大阪桐蔭がこの試合に勝ったとしても当該選手の出場停止とかもっと厳しい処分があっていい。

 きょうの新聞によると走者は捕手に返球されていたことを知らなかったといっているようだが、あのシーンを目にした者にとっては後付の言い訳にしか聞こえないばかりか、いかに高校生の発言とはいえ詭弁にすら聞こえる。
 大阪桐蔭の西谷浩一監督は大会本部から厳重注意を受けたそうだが、社会科教師でもあるのだから選手たちには野球プレイについてだけではなく、人格形成にも留意しこういう言動が今後ないよう厳格に指導してほしいものだ。
 ルールを無視してアマチュアスポーツは成立しない。

 スポーツニッポン紙によれば当の森友選手は、「走者もやりたくてやったわけではない。(ただ)高校野球では、やったらいけないプレーなのかな」と話したそうだが、走者が捕手の落球を見て両手を広げて「セーフ」といったとまで伝えられては明らかにルールを知らないか、無視したかのどちらかだ。
 これでは、監督の指導不行き届きを指摘されてもしかたあるまい。

 あの場面では、高校野球でなかったら乱闘騒ぎになることは必定。当たられた方が殴りかかっても不思議ではない。それを望んでのプレーならともかく、あのような明らかなラフプレーはたとえプロ野球といえども禁止すべきだ。
 サンデー・モーニングにゲスト出演していた元高見盛が「相撲じゃないんだから、喝!」といってたのも頷ける。
 野球選手は野球で勝負すべきだ。

 皮肉なのは、このルール(アマチュア内規)が大阪桐蔭の森友選手自身が昨年の国際試合で受けたアタックがきっかけだったことだ。
 暴力や不正受給の柔道問題同様、野球にあこがれる子供たちも見ていることを忘れてほしくないものだ。
 高校野球がプロ野球化しているとの指摘があるなかで、強豪校のきたないプレーを目の当たりにし非常に不愉快であった。

 
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