さきほどTBS噂の東京マガジンで、河津桜に使われた開花促進剤の話題を取り上げていた。
河このことは、ことしの始めから話題になっていたので、このブログでも書いたがいまだに賛否両論あるなかで一体そのその正体は何か、と調べて見た。その結果、少々衝撃的な事実も浮かんできた。
先ず、河津桜に使われた開花促進剤とは何か
「
シアナミド液剤散布による「カワヅザクラ」の開花促進」と題する静岡県 農林技術研究所のサイトによると、
研究の成果として以下のように記述されている（原文のまま）。
●カワヅザクラ’にシアナミド液剤を有効成分1%で11月中旬に1回立ち木に散布すれば、開花が約2週間早まり、2月上旬ごろから見ごろとなることが明らかになった。
●シアナミド液剤CX-10(日本カーバイド工業(株))にさくら(立木・開花促進)への適用が追加され、本技術が実用化した。
この日本カーバイド工業のシアナミド液剤は、同社の
ホームページによると
農薬として製造されている薬剤であることがわかる。しかも、他の薬剤との混用は避けるようにともある。
さらに、散布後の残液が河川に流入しないことなどキメ細かい注意が記載されている。これだけでも、ちょっと注意が必要そうな薬剤だなということがわかる。
しかし、同社の説明を見れば、休眠期間を短縮するためにサクラの立ち木や切り枝に投与すること自体は、この農薬本来の目的であることもわかる。
なお、シアナミドは日本では毒物及び劇物取締法で毒物に指定されている。
河津桜の開花促進剤はシアナミドという薬剤に続く
2013-03-17 15:36
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