あの日から早いもので2年。
いままで経験したことのないような大きな揺れ、恐ろしい記憶だ。
当時、管理組合では大規模修繕工事が始まったさなかで、心配のあまり架設工事の様子を確認したものだった。
新潟地震が発生したときは高校生であった。ちょうど土曜日の昼過ぎ、グラウンドが波立つのと同時に図書館の書架が倒れ、慌てて外に出たことを記憶している。幸い、新潟市以外は大きな被害はなかったが、今度の震災は規模が違う。
本震が過ぎたあともなお強い余震が続いた。それは、あたかも乱気流に遭遇した飛行機に乗っているのではないかとさえ思われた。地上表面が、こんなにもしなやかに揺れるものかと舌を巻いたほどである。
2年がたったいまでも、小さな揺れは続く。ときには、揺れていなくても地震かと思うときもあるほど、カラダが敏感になっているのに気付く。
原発などを除いても、被災地の様子はいまも悲惨である。何で遅々として進まないのか、やり切れない。
2013-03-11 13:00
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