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しつけアプリはやり過ぎ 叱るのは親の仕事

 スマートフォンにはたくさんのジャンルのアプリケーションソフト(アプリ)があります。その中に、しつけアプリというのがあります。

 たとえば、食事のときにいくら言っても食べ残して、親の言うことを聞かないようなとき、この種のアプリの「しつけメニュー」から「残さずたべなさい」を選らんで起動すると、妖怪が出てくるムービーで子供を叱ってくれるというものです。
 また、「言うことを聞かない時」よいうメニューをクリックすると、赤鬼から電話が掛かってくるというのもあります。これ、実際のアプリの話しです。

 育児について若いお母さんの悩みに答えてくれるアプリはともかく、この手のしつけまで定型的に他に求めるというのは明らかに行き過ぎ。いつか「鬼なんていないんだ」ということを理解した時点で、親への不信感を抱くことによって逆効果にさえなりかねません。

 ヒトのことを言えた義理ではありませんが、親の言うことを聞かないのは半分は親の責任です。
 便利なスマホですが、お子さんの躾まで頼るのは止めましょう。

 
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