アメリカNASAが急きょ声明を出すほど、マヤ暦を根拠に2012年12月21日終末説が地球全体をとびかっています。日本人は信仰心が薄いせいかほとんど受け流していますが、ロシア、ヨーロッパもそうですが、中国あたりでも実際にローソクの買占めなども起こっているようです。
騒ぎの発端は、マヤ暦が約5125年もの長期暦を用いているからですが、単にこの日を境に新しい期に入ることを意味しているに過ぎません。現に12月21日、マヤ文明の遺跡がある地では新年を祝うパーティが計画されているそうです。大騒ぎをするのは、当のマヤの末裔ではないところに興味があります。
とはいえ、2012年12月現在の地球は、温暖化による環境影響が懸念される深刻な状況を抱えています。食料問題も、人口が急増するアジアを抱えて将来に不安を残したままです。エネルギー問題も然りです。シェールガスのように一部には明るい話題もありますが、これとて開発する資力のある国の話しです。
そいう意味では、マヤ暦とは関係なくても、ことしを大きな区切りと考えて、地球が抱える諸問題に真正面から立ち向かう地球規模での枠組みを考える一つの機会であることを暗示しているのかも知れません。
2012-12-19 07:34
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