かねてメジャーリーグ挑戦を表明していた岩手・花巻東高校の大谷翔平選手にこの11月、日本ハム球団が提示していた「大谷翔平君 夢への道しるべ」と題する文書が、このほど公開されて話題を呼んでいます。
この文書によって大谷選手は、メジャー行きの意向に踏ん切りをつけたと考えられているからです。
大谷選手に日本ハム入団を決意させるに至った経緯は知る由もありませんが、結果から言わせていただくと適切な選択であったと思います。大谷選手もメジャー挑戦を夢見るからにはアメリカでの生活をある程度理解していたとは思いますが、そこはまだ18歳の青年、単身渡米してプレーすることにはご両親ならずとも赤の他人でさえ不安を禁じ得ません。日本ハム球団が大谷選手に掲示した
文書を見る限りでは、感情に訴えるのではなく日本・韓国の野球選手の母国でのキャリヤとメジャーでの活躍度にウエイトを置き、データをバックに「先ずは国内球団で」と説得した形跡がうかがえます。
でも、大谷選手が翻意するにいたった背景には、ことしテキサスレンジャーズに移籍したダルビッシュの助言が最も強く働いたのではないかと思います。並みいる強打者をバッタバッタと三振にとる彼の後ろ姿に、この若きエースは憧憬以上の念を抱いていたに違いないでしょうから。
1年後でも2年後でもいいと思います、大谷選手ほどの逸材は空前絶後、まだ18歳というこれからの若い人ですから、日本球団ばかりでなくメジャーも長い目で見守ってくれることを期待したいものです。
2012-12-15 17:57
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