中学校の体育種目に
銃剣道が追加されたそうです。
菅長官はじめ政権サイドは、単に中学校体育教育科目の選択肢が増えただけだと強弁していますが,今の時代に銃の先に付けた銃剣で主として「突き」技を競う銃剣道の意義があるのでしょうjか?
現在銃剣道の愛好者は約3万人、主として自衛官もしくはのそ出身者とのことですが、戦場で兵士が戦う白兵戦などいまの時代にあるのでしょうか、まったく不思議と言うか時代錯誤というほかありません。
調べて見ると、あのヒゲで有名な自衛隊出身の佐藤正久議員は、その
ブログ記事の中で、自らが銃剣道種目の追加に極めて熱心に努力されてきたことを述べています。
自衛隊員の高い専門性を理由に将来の徴兵制採用はあり得ないと主張しているご本人の立場といささか矛盾しているように思いますが。
旧日本陸軍が採用した銃剣術、起源はフランス軍のそれに由来したようですが、その後日本古来の槍術の流儀をも取り入れたのだそうです。
その意味で、「武士道の伝統に由来する日本で体系化された武技」と言えないこともないという理由には理解できるものの、突き技主体の銃剣道、果たして中学生の取り組むスポーツと言えるのでしょうか?
大学時代に剣道を齧ったことがありますが剣道でも突き技はタブー視されていたと言ってもよく、ましてや中学生剣道では
禁止技となっているのにです。いかに国体競技の一つとして認知されているとはいえ、このたびの銃剣道追加処置には疑問が残ります。
2017-04-05 19:56
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