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麻生太郎不遜無礼発言 国会軽視ばかりか人格欠如を露呈

 昨日午前中のNHKテレビ国会中継で、麻生太郎自民党副総理は大阪・森友学園の国有地取得疑惑にまつわる民進党議員の質問に答えるべく大臣席を立つ際に発した「何、調子いいこと言ってんだよ」との耳を疑うほど呆れるアホ発言、読売や産経といった政府寄りとされるメディアでは報道さえもされいていないようですが、76歳にもなって年に不足もない老政治家の発言にはおよそ相応しくなく、むしろ最近増加傾向にあるとされる高齢の暴発老人特有のそれのようにも思えます。
 こうなると、国会議員が選良どころか選悪、つまり「国民の代表者たる国会議員として最も適切な人物」にではなく、「最も選ぶべきではない人物に国民が投票した」ということになりますが、あなたはどうお考えになりますか?

 いま、日本のテレビ・ラジオなど主要メディアは、米国トランプ氏の怪しげな言動や、日本が取り組むべき政策課題とほとんど関係ない北朝鮮・金正男暗殺事件に多くの時間を割いていますが、そんな場合ではないのです。

 国営放送といっていいほどのNHK による国内向けのテレビ中継とはいえ、中韓以外のアジア・欧米メディアも注視する日本政府の外交政策、一国の宰相たる安倍晋三首相はもちろんのこと、たかだか自民党内部の均衡人事の結果として副総理に選ばれたにも関わらず、見るからに偉そうな態度の麻生君の、あの目をつぶって口をへの字に曲げ、足だけでなく腕組みしながら、時々薄ら笑いを浮かべる小面憎い態度、あれだけだってテレビの向こう側にいる視聴者の納税意欲を削ぐ効果があるいうものです。

 国会答弁中の多くの場面で、隣の麻生君と同じく、大抵は目を瞑り腕を組みながら質問する議員の発言を聞いているのかいないのか分からないような姿勢で終始する安倍君も同じです。
 テレビ中継のマイクでは目立ちませんが、安倍君自ら座ったままで散々ヤジを飛ばしていますが、よほど人見知りする性格なんでしょうね、ヤジる相手は決まって自信なさそうに見える民進党の若手議員はじめ野党議員だけ。
 一方、同じ野党議員に対しても、例えば民進党・前原誠司氏、共産党・志位委員長のような論客には、敬語さえ交えて答弁する有様、わたしの少ない経験からでも、この手の人物は、「人見知り」的な性格の持ち主で、かつ「内弁慶」、そして「弱みを指摘されると激高して別人に変身する」程度のプロファイリングは簡単にできます。

 座ったまま散々ヤジッた揚げ句に偶々聞いたこの日の答弁では、「私が真面目に答弁しているんだから、ヤジは止めて下さいよ」とのたまう始末、国会の場が神聖だなどといまでは夢にも思っていませんが、あまりにも程度が低すぎます。 

 政治家に学歴は必須の要因ではないと思いながらも、我が家近くにありながらこの地域では恐ろしく学費の高い成蹊大学出身の安倍ちゃん、それにこれまでの言動からとっても信じられないことですが地元では太郎坊ちゃんといまでも呼ばれている麻生太郎氏の学歴は「 学習院大学政治経済学部卒業」となっています。

 出身大学の格で卒業者の品格を評価しようとは思いませんが、この二人の政治家の国会での態度はまったく恥ずべきものです。
 これだけは、間違いなく指摘しておかなければなりません。

 安倍首相に近いとされる産経・読売新聞は、いま渦中にある大阪豊中・森友学園の国有地不正取得疑惑をまともに報じてもいませんが、この件については、TBSラジオの興味ある報道番組でキャスターを担当している当年とって35歳の若き評論家荻上チキ氏が当事者である学園理事長に対して1時間以上に及ぶ長時間電話インタビューを行うなど果敢な取材活動を行っています。
 当時の田中角栄首相を最終的には辞職にまで追い込んだロッキード事件、まだ記憶に新しいですがそれに匹敵するほどの疑獄事件に発展しかねないこの事案に、ご興味のある方はTBSラジオのラジオクラウドのトップページから、関連リンクを辿っていただき、これまで明らかにされた全容をお確かめください。
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