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驕りまくる自民党 平家盛衰の歴史を学びなさい

 無責任な物言いで知られる講師を招聘して、先に開催された自民党の「文化芸術懇話会」なる安倍くん応援団主催の私的会合で、米軍辺野古基地移転で揺れる沖縄のメディアや、県民を愚弄する発言、さらには言論統制にも繋がる発言が相次いだというニュースが喧しく飛び交っていますが、これこそ安倍くん口癖の「まさに」一部の自民党政治家の「驕り高振り」と「無能さ」を示す証左でしょう。

 野党は、さっそくこのことを国会の安保法制審議で問いただしていて、委員長も確認していますからまず事実関係に疑問はないと思いますが、この会合で交わされた文言には多くの問題が潜んでいます。

 ひとつは、与党政治家に窺える「驕り高ぶり」と、「舞い上がり」の姿勢です。
 特に、これまで安全保障関連法案について比較的慎重な姿勢を見せていた公明党でさえ、末端の政党幹部までもが100%豹変した言論をNHKの日曜討論でも展開していることに象徴されるように、与党は「自衛隊海外派遣」、「米軍支援」へと大きく舵を切っています。

 二つ目は、「戦争の実態を知らない政治家」が、国の安全や平和さらには非常事態をも論じていることです。
 私も戦後生まれで、戦争の実体験こそありませんがさまざまな書物はもとより、身近な人たちからその悲惨さや酷さを学んできました。 
 しかし、昨今の新聞などメディア報道は、こうした与党の喧伝と離れ、「どうしたら国家間の戦争を回避できるか」という「本来的なテーマ」に対して政治がどう対応しているかの記事は少なく、単なる「ぶら下がり」取材による週刊誌的な記事が散見されます。
 
 私は「〇×モーニングショー」とかいう、朝のニュース番組に多くを期待してはいません。それらは、いわゆる「エンタメ番組」だと思っています。
 しかし、貴重な公共資源としてに放送電波を割り当てられたテレビ・ラジオなどのメディアがそのときの権力者に迎合したら、どうなるでしょう。
 偉そうな物言いでまったく共感を覚えない大宅映子氏ではありますが、かってご尊父が唱えたテレビというメディアによる「一億総白痴化」懸念には、いままさにその方向に進んでいると見えて悲しくなります。



タグ:無能 自民党
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