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中国からの大気汚染粒子と花粉がくっついた悪玉花粉

 中国の大気汚染の影響が心配される日本ですが、花粉が飛散する季節にはPM2.5粒子が花粉にくっついて地上に舞い降り、さらに深刻なアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

 これを悪玉花粉といいますが、大きくて重い花粉と上空をさまよう大気汚染粒子が一緒になることで花粉単体よりもはるかに複雑なアレルギー反応の引き金になります。

 日本には花粉に悩むヒトが多いのですが、特にこれからの季節は花粉の量が多くなることが予想されますので、汚染粒子との相乗作用が心配です。

 政府や自治体も、「直ちに人体に影響がでるほどではない」などとどこかで聞いたようなことを言っていないで、深刻な影響が出て社会問題化する前に対策を考えて欲しいものです。
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