きょうの朝日新聞朝刊によると、高松空港に臨時着陸した全日空のボーイング787のバッテリーはトラブル直前まで正常な電圧を示していたそうです。また、バッテリーは八個のリチウムイオン電池が直列接続されてて、その電圧は32Vだったとも報じています。
同時に、航空事故調査官が過充電を示す状況がなかったと認識しているとも伝えています。米国家運輸安全委員会は、ボストン空港で発火した日航機のバッテリーも正常な電圧を示していたとしています。
これらのことから結論を導くのは早計ですが、宇部空港を離陸してから数十分の間になんらかの理由で過負荷によって過大な電流が流れた可能性もあります。まだ巡航高度に達していなかった可能性がありますので、同時に複数のアクチュエータが作動したとかの情報がブラックボックスの解析から判明するといいですね。
とにかく、バッテリー自体はシロの可能性が出てきたことはさいわいです。今後の調査結果が待ち遠しいです。
2013-01-24 08:47
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
コメント 0