きのう発表された新型クラウンですが、少しサプライズがありました。
主な仕様は価格帯はすでに報道されていた通りですが、これまでにないボディカラーが追加されていたからです。ピンクのアスリートなどはその典型です。
若い人のクルマ離れが指摘されてから久しいです。マンション管理組合が運営する駐車場の現状を見るにつけ、そうした傾向は否定しませんが、一方で多くの人がクルマを必要とする理由は昔も今も変わっていません。特に、地方では衰退する公共交通に代わる足として、クルマの役割はもっと重要なものになっています。
クラウンというクルマを購入するのはタクシー会社や企業で、個人じゃまず敬遠するクルマという感覚でしたが、トヨタはそれを打破しようとしてるんでしょう。
14代目になる新型クラウンは個人ユーザーを強く意識したコンセプトに見えます。エンジン小型化と大幅な燃費改善なども、その線上にあるのでしょう。
しかし、クルマの大きさや排気量の点では、独身者や子育て世代のユーザーにはもっと適した車種があるのではないでしょうか。新しい感覚を盛り込んだことは、いいことだと思いますがクルマメーカーのなかでも最も多くの車種を誇るトヨタさんです。それぞれの車種ごとの、ユニークな個性がなくなりはしないかとも思います。
2012-12-26 12:04
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