旧国鉄時代、関西圏で優勢な私鉄各社への対抗馬として投入された往年の名車117系、いよいよ来春から現役を去ることが決まったようです。在来線車両とはいっても、4人掛けのボックスシートではなく2人掛けで、名鉄のパノラマかーにも伍する仕様は、他の在来線にはない力の入れようでした。逆にいいますと、それだけ私鉄の勢いがあったということでしょう。
関西圏に出張にいったとき、明石辺りではJR電車と平行して私鉄が2本も走っている区間があったように記憶していますが、これも競争の激しさを物語っているのでしょうね。
在来線だけでなく、0系、100系、300系の新幹線車両、つばめ・ふじ・さくらといった寝台車両も相次いで姿を消しました。鉄道マニヤならずとも、まだ使える車両が廃車になることもそうですが、寝台列車のようにスローライフを支えてくれた路線がなくなることも寂しいことです。
2012-12-13 09:41
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