静岡県の川勝平太知事は、今年4月に行われた全国学力テストで小学生の基礎的学力を問う国語Aの平均正答率が同県は全国最下位だったことに関連して、成績がわるかった小学校校長の名前を公表したいとして波紋を呼んでいます。
縁があって川勝さんの講義を受けたことがありますが、とっても温厚な性格の方のような印象がありますが、ご自身も大学教授出身だけに試験結果について相当ショックだったんでしょう。
静岡県の小学生の国語Aの平均正答率は57・7%。
全国平均の62・7%を5ポイントも下回ったそうです。
川勝知事いわく、「絶望的な気持ちになり、強烈な危機感に襲われた。義務教育の責任は先生が持つ。責任を取るべきだ」。
文部科学省は、読売新聞の取材に対して「法的拘束力はないが、公表は控えてほしい」と話しているそうです。
それにしても意外なのは、静岡県が全国で最低だったということです。
生まれた雪国県の40年も昔のことですが、この手のテストの平均ではいつも下位にあって大学進学率も25%程度と記憶では広島県の半分くらいだったものです。
それは、環境のなせる業と諦めていたものですが、全国でも一年を通じて気候が穏やかで暮らしやすいとされる静岡県がたまたまでしょうが全国最低というのは信じがたい思いです。
実際、大学時代に知り合った静岡出身の友人たちには優秀な人がたくさんいました。
川勝さん、根は温厚でも静岡空港を巡る航空会社とのやりとりなどでは過激な言動も報じられていましたから、今回の発言も一時の衝動だと思いますが、なにもそこまですることはないのではと思います。
2013-09-10 06:10
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