起亜自動車など国内メーカーを傘下に収め韓国唯一の自動車メーカーといってもいい現代自動車。
こんにちでは世界に冠たる自動車メーカーになった感がありますが、意外なことに現代のクルマは韓国国民からはあまり好かれていないようです。
以前、現代自動車に出張したとき現地代理店の社長から耳にしたその理由は、国民の現代自動車への反感でしたがいまでも相変わらずのようです。
現代グループの当時の会長が1998年には北朝鮮に牛500頭を土産に北朝鮮訪問を行うなどのできごともあって、反共思想が強い年配の方にその傾向が著しいと言われています。
現代自動車は韓国企業に多いワンマン経営の典型のような会社ですが、フォードなどと提携した経緯もあってアメリカ自動車産業の体質に似て労働組合が強く、その要求を長年にわたって受け入れてきた結果労務費比率が非常に高いという特長を持っています。そのため現代グループ社員の平均給与は、サムスングループよりも高いのです。
そのため、一般国民は現代のクルマを購入することによって、結果的に現代グループを潤すことになるのを嫌うのです。
そのうえ、起亜自動車を傘下に組み込むことによって韓国国内市場を事実上独占したため、韓国国内市場では相当強引な販売手法を執ってきたことも反感を買う一因になっています。
日本車も含め、中国もそうですが韓国に輸入車が多い理由がここにあります。
2013-09-01 12:05
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