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共用玄関防犯カメラ設置

簡単設置防犯カメラ電源に接続するダケ赤外線LED9灯で暗闇OK

 東日本大震災が発生したのは、年初からの大規模修繕工事の最中であった。
 この工事では、外壁のタイル補修、バルコニー手摺交換、専有部玄関扉交換、それに加えて防犯カメラ・共用玄関オートロック化と多くの更新を実施する予定だった。
 地震発生当日、ちょうど上階の外壁タイル面をピンネットという方法で固定する工事が始まったばかりであった。
 地震の凄い揺れにも、仮設はビクともせず工事関係者ともどもひと安心したことをよく覚えている。

 このマンションは、若者たちの住みたい街でいつも上位にランクされる繁華街から歩いて10分ほどの場所に位置していて、建物の前の道路は通勤通学の時間帯はもちろん、夜間も人通りが絶えることがない。

 しかし、築40年とこの近辺ではいちばん最初に建てられたマンションだけに、古きよき時代のイメージのまま暮らしてきた年配の住人が多く、治安に関してさほど関心は高くなかった。
 しかし、変質者によるいたづら事件や近所のコンビニが続けて2度も強盗に襲われるなど、凶悪事件こそなかったものの不安材料もまた決して少なわけではなかった。

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 特に、ここ10年ほどは住民の入れ替わりが進んだ結果、小さいお子さんをお持ちの家庭も増えていて、修繕委員会や理事会でも、誰でもが自由に出入りできることは防犯上好ましくないとの意見が多数を占めるようになっていた。
 そこで、全住民へのアンケート調査・説明会を経て、共用玄関と駐車場への防犯カメラ設置、オートロック設置・非常口の施錠など全面的な防犯対策を実施することを総会で決定し 震災後の夏に、これらの工事を完了した。

 とかくカギの管理が心配されていたオートロックも専有玄関のカギや携帯電話などでも解錠できるようなシステムを導入した結果、当初予想されたような混乱もなく現在に至ってる。
 オートロック化したことで、部外者の侵入は皆無に近くなったが、防犯カメラの効果も決して小さくないように思う。
 なにしろ、管理員が居ながらにして建物の出入り口すべてに目を配ることができる効果は大きい。
 もちろん、細則を定めて画像も保管しているが、まだ自転車やクルマへのイタヅラなどのために画像を再生するような場面は発生していない。
 案外と役に立っているのは、それまで部外者が来客用駐車スペースにクルマを放置するという困った行為がグッと減ったことだ。
 不心得者は、意外と注意深い。



 
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