山口県周南市金峰の集落で男女5人が殺害された事件は、高齢化した典型的な限界集落で起きた極端でかつ最悪の悲劇の例です。
この事件、幸いにして昭和13年に起きた
津山事件ほどたくさんの命が奪われることはありませんでしたが、小さな集落で一人だけ除け者にされたという心理が犯行の原因になったと思われる点で酷似しているように思います。
このニュース、Uターンこそできませんでしたが、この集落で産まれて育った容疑者とされる男性とはほぼ同年代の者にとって、被害者の中には生まれ故郷に今も住む叔父・叔母に近い年齢の方々もおられ、とても他人事として看過することはできませんでした。
退職したら田舎に帰るという選択肢はありました。
しかし、正月や盆以外に接したことのない家内や子供の学校のことを考えると年をとるにつれ、田舎に帰ることの現実性は薄くなり、最終的に勤務地に近い場所にマンションを購入しました。
2013-07-26 20:15
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