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サッチャー死去を祝う歌 そこまでやるか

 2013年4月8日に亡くなった英国のマーガレット・サッチャー元首相の死去を祝うとして、サッチャーさん嫌いの国民がフェイスブックで「魔女の死」を歌った曲の購入を呼びかけたところ、全英チャート2位に急上昇しているそうです。

 ヨーロッパで魔女伝説が流行したのは、中世のことです。
 21世紀の現在に、善くも悪くも今日の英国を蘇らせたサッチャー女史を、あの救国の少女ジャンヌ・ダルク同様に魔女呼ばわりするとは恩知らずのように思います。

 サッチャー氏は国有企業の民営化などで英経済を再生させたが、多くの労働者が失業した。サッチャー氏に反発する市民らが今回、1939年の映画「オズの魔法使い」の挿入歌として知られる「ディンドン! ザ・ウィッチ・イズ・デッド(魔女は死んだ)」の購入を呼びかけるキャンペーンを繰り広げたところ、インターネットなどを通じて5万7千枚分以上を売り上げた。

 頭を抱えたのが英公共放送BBCだ。ヒット曲を流す日曜の看板ラジオ番組に対し保守党の政治家らは放送禁止を要求。トニー・ホール会長が「個人的には不適切だと思うが、言論の自由は大切だ」と折衷案を決め、14日の番組では51秒ある「魔女は死んだ」のうち7秒を放送。ヒットの背景の説明に、より多くの時間を割いた。

 一方、ロンドン都心のトラファルガー広場では13日、約3千人が「魔女は死んだ!」などと叫んでサッチャー氏の死に気勢を上げ、警官への暴行容疑などで16人が逮捕された。17日のサッチャー氏の葬儀では、騒乱やテロを警戒する報道も出ている。
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