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学連選抜で見せてくれた東海大早川選手の実力

 きょう繰り広げられた、第89回箱根駅伝往路のレースが終わりました。昨年の覇者東洋は、惜しくも山登りで貯金を使い果たし往路優勝を逃してしまいました。設楽兄弟の前半のリードを活かすことができませんでしたが、彼らにはまだ来年があります。奮起を期待したいものです。
 事前の区間エントリーチェックでは気付きませんでしたが、学連選抜チーム2区に東海大の早川翼選手がいたんですね。彼の、村沢選手にも似てスラッとした端正な容貌と少し左右に上体を振りながらの走り方は、5区で柏原選手に抜かれたとき以来記憶していましたが、きょうの走りは見事でした。途中、山梨学院大のモグス選手に抜かれるとき、チラッと横目で見て、心なしか「しょうがないか」という表情を見せながらも、かなりの距離までくっついて離れなかったのも早川選手の実力と日本人選手としての意地だったんでしょう。
 学連選抜第1区大橋選手の区間11位の成績も見事というしかありませんが、9位まで押し上げた早川選手の力走にも感動しました。その後、テレビ画面を一時離れてしまい途中経過はわかりませんでしたが、後続の各選手もよく踏ん張りきっての往路10位、ひょっとして学連選抜としては過去最高の成績ではないでしょうか?学連選抜ここにありの意気は、惜しくもエントリーを果たせなかった選手たちには大きな励みになったことでしょう。
 箱根駅伝予選会の模様もテレビで見たことがありますが、チームプレーの難しさが選手たちの命運を情け容赦なく勝者と敗者に振り分けてしまいます。箱根での素晴らしい走りで印象に残る選手は少なくありませんが、わけてもこの東海大早川選手と、途中で水分補給で伴走した村沢選手、いずれも稀代の名選手として多くのファンの記憶に残ることでしょう。
 また、ことしもシード権を取れなかった大学の選手たちにはこの秋また、早川選手と同じ運命が待ち構えていますが、大学チームとしてではなくこのような活躍の道もあることを忘れないでいてほしいものです。
 きょう出場された学連選抜全選手の、今後の活躍をお祈りします。本当にお疲れさまでした。
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