ノロウイルスが、この冬大流行しそうな勢いなっていることが明らかになりました。
12月6日の読売新聞によりますと、東京都は6日ノロウイルスの流行警報を出しました。東京都福祉保健局は11月26日から12月2日の1週間に、都内でノロウイルスなどが原因の感染性胃腸炎を発症した患者は計6210人に上るとしています。
感染性胃腸炎をもたらすノロウイルスは、低温や乾燥に強く摂氏4℃で2ヶ月生きることができると言われますので、この冬の流行が懸念されていましたが、その傾向が現れてきたかも知れません。
気をつけなければいけない症状は、激しい吐き気と激しい下痢です。 いまのところ有効な治療法はないそうですから、予防を心がける必要があります。
きょう7日朝のテレビ朝日では、予防法として次のことを挙げていました。
(1)ドアノブや蛇口など不特定多数のヒトが触れる場所の設備や機器
(2)感染者との会話からの飛まつ感染
(3)家のなかでもタオルは使い回さない、一人一人別のタオルを使う
(4)正しい手洗いの励行。腕時計などをはずして手首の上までよく洗う、特に親指も。
不幸にして感染したてもクスリはないので、きめこまかに水分を補給することが大切だとしています。
また、家族が感染した場合には、インフルエンザが流行したとき推奨されたアルコールでの消毒では効果がなく、
(1)衣類などは85℃以上の熱湯で1分間以上浸して消毒する
(2)汚染された床や畳は80倍程度に希釈した塩素系漂白剤で拭く
などが有効だとしていました。
つい、先日ドラッグストアで消毒用アルコールを買ったのですが、残念ながらノロウイルスの予防にはならないようです。
2012-12-07 12:56
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
コメント 0